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検察審査会の議決結果報告

令和元年9月に告発したPWJに対する福山区検察庁の処分について、同年11月に福山検察審査会に不服申し立てを行っていましたが、令和2年9月2日「不起訴相当」との連絡を受けました。

残念ながら、検察による不起訴処分の裁定を覆すに足りる証拠がなかったことが議決の理由です。

この結果をもって、告発自体は終了となりますが、前回もご説明したように「嫌疑不十分による不起訴」とは、犯罪の疑いがあるものの、裁判で証明することが難しいと検察が考えての判断であることを忘れてはなりません。

現行の動物愛護法では刑事事件として立件できなくとも、内部告発等の内容に偽りはなく、現在も数々の疑問が残されたままです。

これまでネットワークの活動を応援してくださった方々には、力及ばず申し訳ない気持ちですが、少なくとも、今回の告発が、同団体の問題点を明らかにして、その是正を迫り、ひいては日本の保護譲渡活動に一石を投じるきっかけになったと信じております。

不妊手術による繁殖制限の徹底という入口対策を疎かにし、保護譲渡という出口活動のみに大金を投じても、野良犬野良猫は毎日産まれ、永遠にセンターの収容数は変わらないという当たり前のことに、全ての愛護関係者が気づき、現実に向き合って欲しいと願わずにいられません。

なお、数年に渡って私たちはPWJや広島県に質問や要望をしてきましたが、昨年から今年に入り新たに信じがたい事実が判明しました。

2019年1月からピースワンコが自治体から引き取る犬の頭数に月ごとの上限を設定していたこと、2020年1月に広島県が譲渡適性のない犬の引き渡しを中止し、安楽死させる指針を作っていたこと等です。

殺処分ゼロを掲げ、多額の寄付を集めてきた団体として、これらの事実についてPWJが寄付を募る際に十分な説明責任を果たすよう望みます。

なお、以下に現時点での疑問点をまとめましたので、この問題に関心をお持ちの皆さま、そして何よりもPWJの支援者の方々にぜひ読んでいただき、皆さまのご意見を直接PWJに届けていただければ幸いです。


ピースウィンズ・ジャパン


ふるさとチョイスのトラストバンク



2020年9月

日本の保護犬猫の未来を考えるネットワーク

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最終会計報告

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